決意も新たにさらにVRの発展に取り組

 GDC2日目の28日(現地時間)、AMDは「CAPSAICIN & Cream」と題してゲーム開発者に向けたイベントを開催した。イベントタイトルは、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンに引っ掛けたもので、昨年のGDC 2016からSIGGRAPH 2016を経て、AMDのCPU/GPUがピリリとスパイシーで“一味違う”といった意味合いで今年のGDCでも使用されている。 シャネルiphone8ケースただし、その“CAPSAICIN”に“Cream”がついているのが、例年とはちょっと事情が違ってしまっていることを暗示している。 【この記事に関する別の画像を見る】  今年の事情が違ってしまったのは、新年早々CES 2017で新アーキテクチャGPU“Vega”を、本年の上半期に発売する見通しであると発表したことに加えて、つい1週間前に、“Zen”アーキテクチャのCPU「Ryzen 7」を、3月2日に発売することを発表したことが大きいのだろう。 シャネルiphone7ケースゲーマーにとってより重要なGPU“Vega”の方は、残念ながら今回のGDC 2017に合わせて製品が披露されることはなかった。  とはいえ、本イベントでは、やはりホットな話題の“Vega”アーキテクチャGPUの紹介を発端にして、次世代の4K VRや、シミュレーションを活かしたヘアの表現といった、ハイパフォーマンスを誇る“Vega”世代GPUが活躍するシーンが次々と紹介されたいった。 ヴィトン iphone7ケース  ゲーマーが実際に製品を入手して、“Vega”を体感できるようになるタイミングは初夏の頃と、もう少し先になってしまうが、“Vega”によってゲーム体験がどう変わっていくかのヒントは大いに得られたので、本稿でお伝えしていきたい。 ■新GPU“Vega”アーキテクチャの新要素を開発者向けにおさらい  ホスト役として登壇したRaja Koduri氏は、当然のように新GPU“Vega”の話題から進めていった。 グッチiPhone7ケース“Vega”は、ゲームプレイ、プロユースのグラフィクス、人工知能の3本柱をターゲットにしていることから、“Vega”はGDCに参加したり関心を寄せるゲーム開発者やゲーマーにとって非常に有用で、グラフィクスに対するハイパフォーマンスを実現するアーキテクチャは完全に新しいものになっているとした。  “Vega”アーキテクチャの具体的なウリは、HBM2ビデオメモリの性能を活かす広帯域キャッシュコントローラ(HBCC)、RPM(Rapid Packed Math)を内蔵し新しいデータ型をサポートする新演算ユニット、2倍のスループットを持つプログラマブルなジオメトリパイプライン、新ラスタライズ方式のピクセルエンジンの4つだ。 シャネルiPhone香水風ケースこれらが総合的に働くことで、グラフィクス性能が飛躍的に向上している。 ■新GPU“Vega”アーキテクチャの新要素を開発者向けにおさらい  Koduri氏は、まず次世代の解像度というべき4K VRのタイトル「the Sword of baahubali」の開発中画面を披露した。 グッチiPhone7ケースただし、まだ開発中のファーストルックということもあってか、実際のインド人女優を“Vega”のGPUパワーを使って、リアルタイムにパフォーマンスキャプチャしたキャラクターにも関わらず、肝心のキャラクターの造形に生身の女優の良さが出ていない。またアセットの品質もプロトタイプ感が出てしまっており、いまひとつ4K VRの良さが伝わってこなかったのは残念った。 ルイヴィトンiphone7ケース9月には公開される予定だというから、それまでにクオリティが上がっていくことに期待しよう。 【the Sword of baahubali】  続いて、重量級ゲーム「Deus Ex Mankind Divided」を使って、HBCCによって平均フレームレートが50%向上し、最低フレームレートが2倍になっていることを示すデモが行なわれた。 エルメス iphone7ケース会場のデモ画面では、カメラの進行方向が転換して室内のアセットが多く画角内に入ると、HBCCをOFFにしたデモ機では、フレームレートが低下して画面がカクつく一方、HBCCをONにした側のデモ機は終始高いフレームレートを維持していた。  また、技術デモの域ではあるが、RPMによって2倍以上のレンダリングパフォーマンスが出ることを実証するヘアのレンダリングが実演された。 ルイヴィトンiphone7ケースRPMをONにしたデモ機は120万本、OFFにしたデモ機は55万本と2倍以上の開きがあるにも関わらず同程度のフレームレートという説明がなされたが、画面に動きがあったのは、両画面に表示されたパフォーマンスカウンターくらいであったため、RPMによる差異は確認することができなかった。デモの最後に、両者のレンダリング結果が違いとして示されたが、これは静止画で、髪の毛の本数が多い方が結果の品質が高いに決まっているため、これも参考程度にしかならない。 シャネルiphone8ケース  “Vega”の話題の最後に、LiquidSkyのCEO、Ian McLoughlin氏による「Battle Field 1」を実行するデータセンターの“Vega”マシンから、ゲームストリーミングによって、手元のSurfaceでプレイするデモが行なわれた。これは、いわばNVIDIAGeForce Now for PC and MACAMD版と言える。 シャネルiphone7ケースAMD自身のビジネスでないことから、NVIDIAとは若干立ち位置が異なるが、クライアントPCのグラフィクス描画ではなく、データセンターのサーバで高速な演算結果だけを担うゲームの仮想化ビジネスで本格的に巻き返しを図ろうとしていることを意味している。 【Battle Field 1のゲームストリーム】  Koduri氏による技術的な話題のしめくくりは、ハードウェアではなくAMDが主導的に進めてきたグラフィクスAPIのValkanとDirectX 12に関する話題だった。 ケイトスペード iPhone7ケースこのセクションの1人目のゲストとして招かれたREBELIONのCTO、Chris Kingsley氏と共に、同社のシューティング「SNIPER ELITE 4」を題材にして、現行ゲーミングGPURADEON RX 480」のシングル構成とデュアル構成でフレームレートが2倍になることを示しながら、DirectX 12 APIを使っていても素直に2倍のパフォーマンスが出ることや、開発者向け「RADEON DUO Pro」でも同様にデュアルGPU環境で問題なく開発できるといった話題を交わしていた。 【SNIPER ELITE 4】  Kingsley氏に続いて2人目のゲスト、OXIDEのPrincipal Developer、Dan Baker氏が登壇して、同社の新世代「Nitrous」エンジンで開発中のVRゲーム「Not Enough Bullets」を披露した。 ヴィトン iphone7ケース早々に同作がクラッシュしてしまうというハプニングはあったものの、Baker氏の話では、“Ryzen”搭載PCでVRゲームとしての基準となる90fpsのパフォーマンスを得ることができているということだった。 【Not Enough Bullets】■AMDのVRへの取り組みと続々登場する新作VRタイトル  この後は、AMDでアライアンスを担当するCorporate Vice President、Roy Taylor氏とホスト役を交代して、VRの話題を中心にイベントは進行した。 シャネルiphone8ケースTaylor氏は、想像の世界に没入し続けるための理想的な条件として、120fps以上のフレームレート、10億単位の大量のエンティティ、16Kのディスプレイ解像度を挙げた。現実問題として、現時点ではこの条件を満たす状況にはなっていないが、想像力の世界に没入し続けるための“魔法”を打ち破ってしまう、まるで網戸越しに覗き見ているような現世代のVR世界を、より真実味のある世界にしていかなければならない、というAMDの決意を語った後、VRに関するトピックをゲスト登壇者とのトークを交えて紹介した。 シャネルiphone7ケース  まず最初に登壇したのは、HTCのGeneral Mabnager、Dan O'Brien氏で、VR HMDを展開するHTCとして、AMDのCPU/GPUパフォーマンス向上に関する取り組みが、VRの発展に対して多大な貢献をしていると謝意を述べた。これを受けて、HTCは、2016年に芽生えたVRが2017年は、より一般に浸透させていかなければならないと宣言。 ルイヴィトンiphone7ケース決意も新たにさらにVRの発展に取り組んでいく姿勢を見せていた。加えてO'Brien氏は、昨日、Vive用の新Trackerの開発者向けリリース日を、3月27日と告知したことについても触れていた。 エムシーエムiphone7ケース

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 続いて、「Battlefield」、「X-MEN」、「Stargate」に携わったキャリアを持ち、現在はAMDのDirectorを務めるFrank Vitz氏を招いて紹介したのは、Epic GamesのVRシューター「Robo Recall」だ。ここでVitz氏が触れたのは、ゲームの内容というより、ゲームのグラフィックス品質とパフォーマンスに関する技術的な事項で、今までの常識を打ち破る話題だ。 シャネルiphone7ケースVitz氏によると、アンチエイリアスなしのディファードレンダリングよりも、MSAAによるアンチエイリアスを効かせた状態の方が、まったく同一のシーンで30%以上も速くなるというのだ。  もっとも、MSAAが有効にならないのは、従来からあるディファードレンダリングの弱点ではあので、この違いはフォワードレンダリングに変更することで、必然的に解決する問題であると捉えることもできる。 シャネルiphone7ケースことVRに関して、フォワードレンダリングにアドバンテージがあるというのは、常に90フレーム以上を維持する、という条件の優先順位が高いことに起因する。高いフレームレートを維持するということは、ビデオメモリに対するアクセスが高い頻度に固定されるということになるため、ディファートの描画自体は高速だとしても、それ以前にメモリ帯域幅ボトルネックとなってしまい、結果的に描画が遅くなってしまう可能性があるのだ。 グッチiPhone7ケース  今回は、AMDのイベントであったため触れられていないが、VRでフォワードを検討する余地があることは、NVIDIAGPUであっても同様で、このことはEpic GamesUnreal Engine 4のマニュアルにも記載されている事項だ。 (CNN) 英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)は1日に声明を発表し、国際的な研究チームがカナダの地層から少なくとも37億7000万年前にさかのぼるとみられる微生物の化石を発見したと発表した。 ヴィトン iphone7ケース地球上に生命が誕生した過程を探る手掛かりとなる可能性がある。 見つかったのは小さな糸状構造と管の化石で、鉄を食べるバクテリアにより形成されたもの。 グッチiPhone7ケース地球最古級の堆積(たいせき)岩を含むとされるカナダ・ケベック州のヌブアギツク・スプラクラスタル・ベルトと呼ばれる場所で発見された。 UCLの研究員で今回の報告に携わったマシュー・ドッド氏は「微化石の発見は、生命が地球の形成後間もなく海底の熱水噴出孔から誕生したとする考えを裏付ける」と説明。 シャネルiphone8ケース 同じくUCLに籍を置き、報告書の作成を主導したドミニク・パピノー氏は、これらの微生物の起源が最大42億8000万年前にまでさかのぼる可能性があると指摘したうえで「それほど古い微生物だとすれば、地球誕生からわずか2億5000万年後の時点で、生命はかなり複雑化していたことになる」と語った。 しかし、これらの微化石を地球上の生命の起源とする考えには懐疑的な見方も出ている。 シャネルiPhone7ケース堆積岩には数百万年の間に温度や圧力といった非生物学的な要因で化石のような形状が現れる可能性があるためだ。 それでもUCLの声明によると研究チームは、カナダで発見した微化石について「骨や歯といった生体物質中にみられるミネラルを含む」など、生物由来であることを示す明確な証拠が確認できると主張している。 iPhone7ケース シャネル風 【Robo Recall】  その他、新作VRゲームとして、「GARY the GULL」のLIMITLESS Studioによる「REAPING REWARDS」、「ROM: Extraction」のFirst Contact Entertainmentによる最初の拡張パック「Overrun」、Surviosの「Raw Data」といった最新VRゲームタイトルが次々と紹介されていった。 【REAPING REWARDS】【Overrun】【Raw Data】

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 例年のように新GPUの発表や実機の初披露といったビッグニュースはなかったものの、「CAPSAICIN & Cream」では、AMDの取り組みに新しいフレーバーを加える多くの情報が飛び出した。 シャネルiphone7ケース最後にサプライズとして発表された、AMDBethesda SoftworksのPCゲームに関する戦略的パートナーシップも、大きなニュースであった。